身だしなみを整えることは、他人を不快にさせないためのマナーでもあります。けれども、あまりに自意識過剰すぎる人は、その言動で周囲の人たちを深いにさせてしまうことも……。あなたの周囲には、「ちょっと自意識過剰すぎるんじゃない?」と思ってしまう人はいますか? 読者に聞いてみました。
■街は鏡であふれている
・「歩きながらショーウィンドウにうつる自分を見る」(女性/28歳/アパレル・繊維)
・「鏡があると見ずにいられない友人がかつていました。歩行中だとペースが合わない」(男性/35歳/金属・鉄鋼・化学)
鏡で自分をチェックするのはよいのですが、いちいちやられるとウザいですね。
■時と場所をわきまえて!
・「葬式に参列したときずっとメイクを気にしている人がいて、そんなとき誰も見てないし故人に失礼では? と思った」(女性/30歳/団体・公益法人・官公庁)
・「学生時代に山登りの遠足の山頂で特大の鏡を出して前髪や髪の毛をいじりまくっている同級生が居た。誰も見てないしこんな山頂でそんな事しなくても……と思ってしまった」(女性/32歳/不動産)
自分自身の姿以外に、なにかを感じ取ってください。まずは、他人からの白い目から!
■そこまで注目されてない
・「ジロジロみられるのが嫌でスカートがはけないと言っていた知人」(女性/38歳/警備・メンテナンス)
・「私、どこか変わってない? と聞かれる。前髪切ったとかいちいち気がつかないから」(女性/37歳/金属・鉄鋼・化学)
みんなが自分に関心があると思い込んでいるのは、ある意味スゴイ。芸能人じゃないんですから……。
■選ぶ権利があります
・「『自分よりレベルの低い男性とは付き合わない』と言う女性」(男性/50歳/不動産)
相手も同じことを思っているかもしれませんよ。そもそも、人のレベルってなにを持ってして決めるのでしょうか?
■ハードルが高いので
・「服装と髪型をバッチリ決めているのに、『今日は全体的にイマイチだな』と自分に酔っている発言をする友人がいる」(男性/27歳/情報・IT)
「そんなことないよ」って言って欲しいのかな? 一度くらいならサービスしますが……。
■人気者はツライよ
・「俺追っかけが多くてLINEやFaceBookはやらないんだと豪語している、昔バンドマンだった友人」(男性/37歳/団体・公益法人・官公庁)
へえ、そうなんだ……としか返事ができません。大変ですね……。
■履かなきゃいいじゃん
・「駅の階段などでスカートを気にしてずっと押さえている」(女性/28歳/ホテル・旅行・アミューズメント)
「誰も見ないよ!」と言ってやりたい……。でも、隠されると気になるんだけどね。
■ひょっとしてハブ?
・「自分に対する反応が悪いと、すぐに自分は相手に嫌われているのではと悩む人」(女性/28歳/機械・精密機器)
そんなに反応してほしいなら、もっとおもしろいことでもやってみては?
■みんなと一緒ならいいですけど
・「遊びの誘いを何かと警戒している女性」(男性/29歳/小売店)
なんとも思っていない相手から勝手に警戒されると、ムッときちゃいますね。
■しばらくフリーでいたいのに
・「別れるとすぐ告白されるとみんなの前で言い張った友人……」(女性/31歳/情報・IT)
男性がわたしのこと、放っておいてくれないの。自分で言うなら間違いないんでしょうね。
「赤い靴」という童話をご存知でしょうか。主人公の女の子は、教会でお祈りをする時間に自分の赤い靴のことを考えていたせいで、重い罰を受けることになります。度を越した虚栄心は罪だという教訓ですね。現代の日本で罪になるわけではありませんが、虚栄心を捨てることができたら、人間性の美しさが際立つかもしれません。
文・OFFICE-SANGA 相羽亜季実
調査時期:2015年9月
アンケート:フレッシャーズ調べ
集計対象数:社会人316人(インターネットログイン式アンケート)