韓国の武器や装備、世界で認められつつある!=中国メディア | ニコニコニュース

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 中国メディアの中国新聞社は19日、韓国メディアがこのほど「韓国は家電製品や情報通信機器だけでなく、自主開発した武器や装備も世界で認められつつある」と報じたことを紹介し、韓国の防衛産業の輸出規模は2020年には世界7位に達する見通しだと報じた。

 記事は、韓国の武器輸出は当初、「簡単な部品や弾薬、消火器といったものが中心だった」としつつも、今や哨戒艇や艦艇など付加価値の高い武器を輸出できるようになったと伝えた。

 さらに、2006年における韓国の防衛産業の輸出実績は2億5300万米ドル(約303億円)だったが、14年には過去最多の36億ドル(約4317億円)に達したと紹介。また、輸出先も欧州や中東にまで拡大し、06年は47カ国だったものが、14年には84カ国に輸出したと伝えた。

 また、防衛産業の輸出がもたらす経済効果は極めて大きいとし、韓国の準国産航空機「T-50」練習機を1機輸出することは「1150台の中型車輸出と同じ経済効果がある」と指摘。また、209トン級潜水艦1隻の輸出は中型車1万8600台の輸出と同じ効果があると報じた。

 さらに記事は、防衛産業の拡大は雇用創出の効果もあり、経済発展に有利となるだけでなく、軍事交流を通じて外交や経済面での協力を推進することもできると指摘。さらに、防衛産業の発展は韓国の外交面での影響力を拡大させ、武器輸出時における価格決定権の拡大につながると期待を示した。(編集担当:村山健二)(写真は中国新聞社の19日付報道の画面キャプチャ)