劇場版3DCGアニメ「GAMBA ガンバと仲間たち」(10月10日公開)のイラストがラッピングされたトラックが26日、商業施設・二子玉川ライズ(東京都世田谷区)の中央広場で開かれた出発式でお披露目された。トラックは全長約10メートルで、後部には“最強の敵”となる白いイタチ「ノロイ」の高さ約2.2メートルの像が設置されている。10月12日まで渋谷や新宿など東京都内を走る。
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出発式は母親をターゲットとしたイベント「mama fes」内で開催され、ノロイの声優を務める狂言師の野村萬斎さんも登場。野村さんは、ノロイの像を見て「(アニメを)まだ2Dでしか見ていないけど、3Dになるとこんな感じ(の迫力)になるかもしれません。楽しみです」と語った。また、ノロイ役について「人間じゃなくて、イタチというのは楽しいですよね。悪いイタチは快感で魅惑的」と話した。
「GAMBA ガンバと仲間たち」は、斎藤惇夫さんの児童小説「冒険者たち ガンバと15ひきの仲間」(岩波書店)が原作。イタチと戦う島のネズミを助けるために、ドブネズミのガンバと仲間たちが夢見が島に向かい、冒険を繰り広げる姿が描かれている。1975年に「ガンバの冒険」というタイトルでテレビアニメ化された。「GAMBA ガンバと仲間たち」は「STAND BY ME ドラえもん」などを手がけた映像製作会社「白組」が製作し、声優として梶裕貴さんや神田沙也加さんらも出演する。