大型連休に遊園地やテーマパークに出かけた方も多いだろう。近年、営業中の遊園地ではなく、やむなく廃墟となってしまった日本の遊園地などを訪れる廃墟ファンが増えているという。そのうちのひとりがドイツ人の都市探検家で写真家のフロリアン・セイデル氏。日本の廃墟に魅せられたセイデル氏は各地に点在する廃墟を巡り、その光景を写真に収めているという。
■“もっとも過小評価されている廃墟”は宮城県にあった
そのセイデル氏がイギリスのデイリー・メール紙で“もっとも過小評価されている廃墟”と評したのが宮城県大崎市にある「化女沼（けじょぬま）レジャーランド」だ。彼は記事の中で「すべてが閉園当時のまま自然に朽ち果てており、故意に破壊された形跡がない」「公道に面しているのに、まるで時間に忘れ去られたかのよう」と説明している。現在、化女沼レジャーランドは、土地や施設をそのままにし、切り売りせずに残しているという。これは化女沼の観光地化を目指す再建者が現れるのを待っているためだそうだ。
■廃墟の旅、「化女沼（けじょぬま）レジャーランド」にて感動のラスト!?
廃墟を愛するフロリアン・セイデル氏が“もっとも過小評価されている廃墟”としてあげた土地を訪れるのは生瀬勝久と吉田照幸。人気コント番組『サラリーマンNEO』ではおなじみのコンビだ。3ヵ月に渡り、国内外の廃墟を俳優とクリエイターが旅する模様をオンエアしてきた『廃墟の休日』。今晩放送の「化女沼（けじょぬま）レジャーランド」の回でラストを迎える。
教えて！gooウォッチ編集部は番組プロデューサー、井上雅晴氏と清水啓太郎氏から撮影秘話を独占入手した。
井上：ドイツ人の都市探検家で写真家のフロリアン・セイデル氏が、“もっとも過小評価されている廃墟”と絶賛する「化女沼レジャーランド」。ご覧いただければ、その理由がわかると思います！
清水：最終回は雨。お、まるで『七人の侍』じゃないか。廃墟は晴れの日と雨の日で全く表情を変えます。タルコフスキーという監督の『ストーカー』という古い映画があるのですが
背の高い草が覆い茂った中に廃墟がある場所はその映画の世界観そのもの。そんな場所での生瀬さんと吉田さんの「植物と廃墟の関係」のお話に聞き入ってしまいました。
子供の施設の廃墟は在りし日の家族の笑い声が聞こえてきそうです。是非、「ノスタルジー」に浸ってください。そしてラストにはついにジョン・Tが……。
番組当初からキーとなっていた人物、「ジョン・T」の謎もついに明かされるのだろうか？ 『廃墟の休日』最終回はテレビ東京系で今晩0時52分からオンエアされる。
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●テレビ東京系「廃墟の休日」第12話 2015年9月25日 深夜0時52分～1時23分
●ひかりＴＶでは全12話を配信中！
教えて！goo スタッフ（Oshiete Staff）