部屋を勝手に掃除してくれる可愛いアイツみたい。
Kickstarterにて、31万5000ドル(約3800万円)の目標に対して、40万8078ドル(約4900万円)も獲得したこの「Solar-Breeze」。太陽光で充電し、自動でプールの水面に浮かんでいるゴミを綺麗にしてくれる次世代のロボットプールクリーナーです。
日本では「自宅にプールがある=お金持ちの大豪邸」という印象ですが、海外では一般の人でもプールを持っていることが多いです。そんな人たちの大部分を苦労させているのはメンテナンスと管理であり、特にゴミ問題は大変なよう。なにしろ、プールに落ちたゴミは時間が経てば沈み、腐り、バクテリアや藻類の栄養源になり、水を循環しても駆除できなくなってしまうからです。また、人力で浮いているゴミをすべて取り除くのは不可能に近いです。
そこで登場した、この賢い「Solar-Breeze」は自分で電気を作りながら、自動的にゴミを沈む前に取ってくれるだけでなく、同時に消毒剤も散布できるのです。
本体は背面にあるパドルで静かに進み、90〜95%のゴミを除去できるナイロンフィルターが内蔵されています。また、リチウム電池が装備されているので、昼間に太陽光で充電し夜間に掃除してもらうのも可能とのこと。闇夜の水面に浮かぶランプもなんだか可愛く見えてしまいます。
ちょっと大きく感じますが、日本の場合はレジャープールや公共プールで導入できるかもしれませんね。もう少し小さいモデルがでれば、露天風呂とかにも使えそう。
source: Kickstarter
(okeyuhi)