モデルで女優の波瑠さんが主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」が28日、スタートする。おてんばで行動力があり、朝ドラのヒロインらしいあさ(波瑠さん)が新しい“朝の顔”になる。朝ドラでは初めて幕末から物語がスタートすることも話題だ。
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「あさが来た」は、京都の豪商の次女・今井あさ(波瑠さん)が大阪で炭鉱、銀行、生命保険などの事業を起こし、日本で初めての女子大学設立に尽力する姿などを描く。あさのモデルは“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子。宮崎あおいさんや寺島しのぶさん、玉木宏さんらも出演する。
第1週「小さな許嫁」(9月28日〜10月3日放送)は、あさの少女時代(鈴木梨央さん)が描かれる。あさは、おしとやかな姉・はつ(守殿愛生さん)とは対照的で、相撲が好きでおてんばなな女の子。あさは「自分の道は自分で決めたい」と学問を始めるなど、納得できないことには「なんでどす?」と疑問を投げかける。大阪の両替商・加賀屋の次男で許嫁(いいなずけ)の白岡新次郎(玉木さん)との結婚にも納得できない様子だったが、新次郎は「好きにしたらええ」と優しく語りかける。「八重の桜」などでも知られる子役の鈴木梨央さんが元気いっぱいにあさを演じる。
「あさが来た」は9月28日〜2016年4月2日にNHK総合(午前8時)ほかで放送。全156回を予定。