珍しいピンクのイルカ“ピンキー”が米国ルイジアナ州の湾岸で、最近しばしば目撃されている。ピンキーが目撃されたのは、最後に映像に収められた2007年以来初めてのことだ。8年経った今、ピンキーはすっかり成長し、妊娠している可能性もあるという。
ニュースサイトWGNOがピンキーの目撃情報を報じて以来、ネット上では大きな盛り上がりを見せている。このピンク色の肌は、先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患のアルビノによるものとされる。
「この夏は毎日のようにピンキーが泳いでいる姿を見ているよ。特にこの数週間はよく見かけた。楽しそうだし、元気そうだ」と語るのは、カルカシュー・チャーター・サービスのエリック・ルー船長だ。WGNOによると、ピンキーは以前母親と並んで泳いでいるところをよく目撃されていたが、最近では1匹で、もしくは他の群れの仲間と泳いでいることが多いという。
また妊娠の可能性に関して、ピンキーが他のイルカと交尾しているところをルーが最近見かけたと言う。その場合、ピンキーのユニークな肌色が受け継がれる可能性もあるという。