東京ガールズコレクション、国連の友との取り組みを発表 | ニコニコニュース

アンワルル K.チャウドリー国連永久大使(中)、株式会社F1メディア代表取締役・村上範義氏(左)【モデルプレス】
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【モデルプレス】東京ガールズコレクション実行委員会は27日、女性・平和・安全保障に関する国連安保理決議1325号を拡く啓発することを目的とし、今年2月に国連の友Asia-Pacific(FOUNAP)との活動を提携したことを発表した。

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同日、東京・国立代々木競技場第一体育館で開催中のファッションフェスタ「第21回 東京ガールズコレクション2015 AUTUMN/WINTER」のステージ前に、株式会社F1メディア代表取締役・村上範義氏らが取材に応じた。

村上氏は「東京ガールズコレクションは日本人の、衣食住の“衣”の部分を年に2回、発信させていただいております。今年で21回目、その過程において、東京で衣料を発表するだけににとどまらず、震災に対しての復興支援であったり、経済産業省と協力しながらクールジャパンのプロジェクトなど、社会活動も積極的に行ってきました。ファッションの力で何ができるかと模索する中で、このたび国連の友の皆さんとの縁がありました。女性が輝く社会に向けて、女性があらゆる局面において力を持っていくことが女性の社会を作っていく、そこに賛同し、世界が取り決めた非常に大切な公約に対して、TGCが発信していくことが、女性が輝く社会に向けて、我々が成し遂げられることではないかと思い、提携させていただきました」と経緯を明かした。

この後、15時から行われるイベントでは、取材にも同席した、国連の女性問題第一人者と言われる、アンワルル K.チャウドリー国連永久大使がステージに登場。アクティブな生き方を象徴する場面として、7人のトップモデルとTGC公式 UN ACTION SUPPORTモデレーター・小松田有理が、国連の提唱するメッセージを盛り込んだフラッグを掲げる。(modelpress編集部)

■アンワルル K.チャウドリー国連永久大使


略歴:元国連事務次長兼上級代表。国連安全保障理事会議長、UNICEF(国連児童基金)、執行理事会議長、経済社会理事会副議長などを歴任。平和と文化の功労者としてウ・タント平和賞、ユネスコ・ガンジー金賞を受賞。2000年には、国連創設以来、初となる「女性の平和と安全保障」に焦点を当てた国連安保理決議1325号を採択させるなど、国連における女性問題の第一人者として現在も積極的に国際活動を行っている。