一見、普通のチャイルドシートのパンフレットですが…。
実は違うんです。こちら、イギリスの監視装置会社LMW Electronicsがコロンビア政府にプレゼンしたビデオとオーディオ録音機能付きのチャイルドシート。しかも、監視が目的ですからチャイルドシートとしての機能はダメダメな状態なので、本当に子供が座ることは無さそうです。「BABYSEAT」はスタンドアロン・タイプでひっそり監視できるし、カメラをパンしたり傾けて撮影することも可能。必要とあらばズームだってできちゃう優れもの。また、シートに組み込まれたUSBドライブの中から、タイムスタンプを検索することもできるようです。
確かに、チャイルド・シートにスパイ機能が組み込まれていて、監視されているなんて夢にも思わないはず。子供が虐待されてないか、こっそり監視するなら分るけど、政府に売り込むってことは、どういう状況で使うんだろ?お偉いさんの奥さま同士のおしゃべりの中に潜む秘密を探るのかな?
スパイをするって、ガジェットを開発するための創造力以外にも、どうやってそのガジェットを使いこなすか?そんな想像力を持ってないとダメそうですね…。ジェームス・ボンドなら使いこなせるのかな?
source: Motherboard via Computer World
Kate Knibbs - Gizmodo US[原文]
(junjun)