雇用の流動化が進んだといわれている昨今。だが、誰でも自由に職を変えられるのだろうか。「教えて!goo」にも「32歳の男が転職できる職業」という質問があった。
質問者の鎖切さんは、32歳の男性。いままで実家の回覧板の製造という家業をしていたものの、転職を決意した。しかし、特別な資格や免許を持っていないのだという。
■転職しやすい仕事と転職のやり方
今回ポイントになるのは、
「おそらく無い」(lmintさん)
「ハローワークに行きましょう(中略)…同じような男がうろうろしています」(ikanaiqさん)
だが、本当に転職できる仕事はないのだろうか。こんな回答も寄せられた。
「営業職は割りと転職しやすいみたいよ」(precure-5さん)
確かに、転職サイトなどでは営業職の募集は多く、未経験の人間でも転職しやすいのだろう。他の職種でもこんな回答があった。
「建具屋さんなど。手先の器用さが活かせるかも」(1pakuさん)
「ビルメンやクリーンサービスはわりと受け入れてもらいやすい」(uwaaaaaaaaaaaさん)
「大手の電気屋さん」(maigonosyuhuさん)
派遣社員や契約社員スタートであっても続けていくうちに正社員登用された、という例も多い。大手企業であれば検討する余地はあるだろう。また、衣食住に関連する企業への就職を勧める回答もあった。
「衣食住に関連した仕事がいいんじゃないかな。理由は、必要なものだから需要が常にあるということと、ほとんどの人は自分の生活で衣食住に携わっているのでその販売等の仕事ならとっつきがいいから。(中略)…
確かに、こうした業種は生活必需品を提供しているため、求人も多いので転職しやすそうだ。また、suzuki0013さんは次のように続けている。
「職業訓練校に行くのもいいよね。(中略)…例えばだけど、理系であれば電気系の資格を取ればこれからも需要はあるだろうし」(suzuki0013さん)
確かに、職業訓練などを行ってスキルを身に付けたうえで転職に臨むのも良いだろう。だが、32歳という年齢を考えると転職できるチャンスはそれほど多くはないかもしれない。
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