お腹を空かせたアライグマが、食糧をゲットするための方法を思いついた。近くに住む飼い猫のエサを盗み、なくなったらそのネコの飼い主に「もっとくれ」と要求するのだ。こんな傲慢なやり方を堂々と実行に移し、成功させているアライグマがいる。
“ロックシー”と名付けられたそのアライグマはメスで、赤ちゃんを育てながら近くに住み着いているようだ。そして、赤ちゃんと自分のために効率よいエサの獲得方法を見つけたというわけだ。
ネコの飼い主の女性が驚いたのは、ロックシーが後ろ足で立ち上がり、両前足で石をはさみ、器用に窓にコツコツぶつけることだ。キャットフード入れが空になると、ロックシーはこうして更なるエサを要求するのだ。
ネコの飼い主はロックシーを撮影したビデオで「誰かがノックしてる!ロックシーかな?またキャットフードが空になったのかな?」と嬉しそうに話している。また「ロックシーが大好きよ。面白いわ。いつもノックしにきて、しかもとても上手なの」と完全に骨抜き状態。家の窓が引っ掻かれ続けているにも関わらず、彼女はその状況を楽しんでいるようだ。