プレミアリーグ第7節が26日に行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するレスターとアーセナルが対戦した。岡崎は2トップの一角として3試合連続で先発出場している。
ここまで3勝3分けで唯一無敗をキープしている4位のレスター。今節は、現在5位の強豪アーセナルをホームに迎え、今シーズン好調の真価が問われる一戦となった。
先制したのはホームのレスター。13分、カウンターから、ダニー・ドリンクウォーターのロングボールでジェイミー・ヴァーディが左サイドに抜け出し、そのままペナルティエリア内左に侵入。フリーで右足を振り抜くと、シュートはゴール右隅に突き刺さった。ヴァーディはこのゴールで4試合連続ゴールを挙げている。
先制点を許したアーセナルだが、同じくカウンターから、すぐさま同点とする。18分、サンティ・カソルラからのスルーパスでエリア内左に抜け出したセオ・ウォルコットが、左足でのシュートをゴール右隅に沈めた。
21分、アーセナルにアクシデント発生。マチュー・フラミニが負傷したため、ミケル・アルテタと交代になった。33分、エクトル・ベジェリンがエリア内右から折り返し、ニアサイドにウォルコットが飛び込むが、シュートは相手DFにブロックされる。だが、こぼれ球がファーサイドに流れると、フリーのアレクシス・サンチェスが押し込んで、逆転に成功した。サンチェスの今シーズン初ゴールでアーセナルが1点リードを獲得し、前半を折り返す。
同点ゴールを狙うレスターは、岡崎を下げてアンディ・キングを投入し後半を迎えた。アーセナルは52分、エリア内右に抜け出したサンチェスが、右足を振り抜くが、レスターDFロベルト・フートのブロックに阻まれた。すると57分、メスト・エジルからの浮き球のパスに、エリア内中央に飛び込んだサンチェスが頭で合わせて、ゴールネットを揺らした。
リードを2点に広げたアーセナルは81分、左サイドで相手選手をかわしたサンチェスが、中央に切り込みエリア前で右足を振り抜くと、シュートはゴール左隅に突き刺さった。サンチェスがハットトリックを達成し、アーセナルはリードを3点に広げた。
レスターも最後に意地を見せる。89分、エリア内左でパスを受けたヴァーディが、フリーで右足のシュートを放つと、シュートは綺麗なカーブを描きゴール右隅に決まった。しかし、アーセナルも後半アディショナルタイムに入って追加点を奪う。右サイドのナチョ・モンレアルからの折り返しに、中央のオリヴィエ・ジルーが左足で合わせて、ゴールネットを揺らした。
試合はこのまま終了。レスターはホームで2-5の敗戦を喫し、今シーズン初黒星となった。
レスターは次節、10月3日にアウェーでノリッジと対戦。アーセナルは4日にマンチェスター・Uをホームに迎えての大一番に臨む。
【スコア】
【得点者】