発売されて間もない「iPhone 6s」シリーズに、端末が発熱して一部の機能が使用できなくなる不具合の報告がなされています。
この報告は、米国のソーシャル・ニュースサイトRedditに投稿されたもの。投稿者によると、iPhone 6s Plusのカメラアプリを開いたところ画像にあるような警告が表示されたとのことです。警告には「フラッシュ撮影を行うためには、iPhoneを冷却してくだい」とあり、発熱に起因してフラッシュ機能が無効になってしまったことが伺えます。
投稿者は、この現象が起こる前に特別に負荷のかかる作業をしていた訳ではなく、Facebookなどを閲覧したのち、ポケットに入れて持ち歩いていただけだとしています。
この投稿者の後のコメントでは、同様の発熱が起きたユーザーが書き込みを行っており、「ほかのスマートフォンであれば通常使用で平均して30℃程度であるが、iPhone 6sの場合、平均で40℃近くに達している」との報告もあります。
iCloudからアプリや音楽を同期するといった初期のセットアップ時には特に高温に発熱するとの報告が複数なされており、こちらに関しては負荷の状況によってある程度は許容できるものですが、通常使用で発熱し一部の機能が制限されてしまうのは少し気がかりなところです。
調べてみたところ、日本でもiPhone 6sが熱いといった発熱を報告する投稿がSNSなどで散見されましたが、その数は少なく、まだ問題になるほどではなさそうです。
Redditでも、「そのような発熱を感じたことは一切ない」といったコメントも投稿されており、もしかすると発熱は端末の個体差による不具合である可能性も考えられます。
iPhone 6sシリーズを購入された方、端末の使用具合はいかがでしょうか?
[Reddit via PhoneArena]