授業中にさくっと遠足に行けちゃうのいいなあ。
グーグルがVR遠足プログラム「Expeditions Pioneer Program」を開始すると発表しました。プログラムでは、VRプラットフォーム「Expeditions」を使って、教室にいながら世界中を見て回ることができます。グレート・バリア・リーフや万里の長城など、100カ所を超える行き先が用意されているのだとか。
すでに実験的にヴァーチャル遠足に行ってきた生徒たちもいます。グーグルが今年5月に公開した動画では、世界各国の子どもたちが思いっきり楽しんでいるところが見られます。水中に行った男の子が「サメが見えるよ!」と喜んでいたりして微笑ましい...。
VRキットとして提供されるのは、段ボールのVRヘッドセット「Google Cardboard」もしくは「Mattel View-Masters」。さらにASUSのスマートフォンや先生用のタブレット、ルーターなども含まれます。キットの価格はまだ決まっていないため、今のところ無料で提供されているそう。
プログラムの対象となるのは5カ国(オーストラリア、ブラジル、ニュージーランド、イギリス、アメリカ)のみですが、今後もっと広い地域で提供していく予定とのこと。日本にやってきたらいいなー。
source: グーグル、The New York Times、The Next Web
(Haruka Mukai)