JR西日本、エヴァ新幹線"500 TYPE EVA"に特別内装車&展示・体験ルーム設置 | ニコニコニュース

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JR西日本は30日、「500 TYPE EVA」車両に設置する「展示・体験ルーム」(1号車)と「特別内装車」(2号車)の概要・利用方法などについて発表した。同車両は11月7日から、山陽新幹線「こだま730・741号」(新大阪~博多間)で運行開始される。

今年、山陽新幹線は全線開業40周年、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』は放送開始20周年を迎えた。これを記念し、今秋から「新幹線 : エヴァンゲリオン プロジェクト」が始動。「500 TYPE EVA」車両は庵野秀明氏が監修、メカニックデザイナー・山下いくと氏が車両デザインを手がけ、エヴァ初号機を思わせる外観となった。乗車中、エヴァンゲリオンの世界観を楽しめるコンテンツも用意される。

1号車の「展示・体験ルーム」では、「新幹線×エヴァンゲリオンパネル」をはじめ、フォトスポットやジオラマといった展示コーナーを設置。「実物大コックピット搭乗体験」を楽しめる体験コーナーも設けられる。いずれも「500 TYPE EVA」だけのオリジナル展示になるという。2号車の「特別内装車」は「EVAデザイン」を施した車内空間となり、通常の自由席として利用できる。

「展示・体験ルーム」への入室と、「実物大コックピット搭乗体験」の利用については事前予約が必要となる。特設サイトへ直接アクセスして応募(受付開始は10月7日10時から。J-WESTネット会員への登録も必要)する方法と、旅行会社が販売する専用旅行商品を旅行会社店頭で購入する方法の2種類用意されるとのこと。具体的な予約方法や抽選・当選発表、専用旅行商品の詳細については後日発表となる。

「500 TYPE EVA」車両は11月7日以降、2017年3月まで運行予定。上り「こだま730号」は博多駅6時36分発・新大阪駅11時14分着、下り「こだま741号」は新大阪駅11時32分発・博多駅16時7分着とされている。なお、「展示・体験ルーム」「特別内装車」の内装イメージは現時点のもので、実際の車両とは異なる場合があるとのこと。