Phone Arenaは28日(現地時間)、独自基準のバッテリーライフテストにおいて、「iPhone 6s」が優れたスコアを記録したことを明らかにしました。
かつて「iPhone 6」が記録したスコアは「5時間22分」
今回、Phone Arenaが実施したバッテリーライフテストによると、iPhone 6sはおよそ8時間15分というスコアを記録し、同テストにおける「iPhone 6」のスコアを3時間近くも上回ったとのことです。
一方で、iFixitによる分解調査の結果、iPhone 6sのバッテリー容量はiPhone 6に搭載されるものよりもおよそ100mAhほど容量が削減されていることが判明しているほか(過去記事)、グラフに名を連ねている端末が軒並みiPhone 6sよりも顕著に大容量なバッテリーを搭載していることを踏まえると、いかにiPhone 6sが優れた電力効率を実現しているかがうかがえます。
iPhone 6よりも大幅にバッテリーライフが延長された大きな要因の1つには、当然「A9」プロセッサおよび「M9」コプロセッサの存在があるものと思われますが、それ以上に「iOS 9」が大きな影響を及ぼしている可能性が高く、iOS 9を導入したiPhone 6を用いてもう一度同じテストを実施した場合、グラフに記載されているスコアとは異なる結果になる可能性も考えられそうです。
なお、あくまでも今回の結果は、Phone Arenaが独自の基準で作成したバッテリーテストにおける結果でしかありませんが、少なくとも1つの基準において測定する限りでは、iPhone 6sのバッテリーライフはかなり優秀であると評価しても良さそうです。