Android Policeは28日(現地時間)、米グーグルの「Android 6.0 Marshmallow」搭載タブレット端末「Pixel C」に関する情報を、独占的に伝えています。
Android Policeによると、Pixel Cはこれまでの「Pixel」ブランドの名を冠した製品とは異なり、「Chrome OS」ではなく最新の「Android OS」を実装した製品として開発されているほか、歴代の「Nexus」デバイスとは異なり、グーグル単独で製造されているとのことです。
以下は、今回リークされたPixel Cの主なスペック。
OS | Android 6.0 Marshmallow |
ディスプレイ | 10.2インチ 308ppi(※ピクセル数不詳) |
SoC | NVIDIA 64-bit クアッドコア Tegra X1 |
RAM | 3GB LPDDR4メモリ |
その他 | USB Type-Cポート |
「Surface Pro」シリーズや「iPad Pro」のように専用アクセサリーとして素材の異なる2種類のワイヤレスキーボードも用意され、片方はアルミニウム素材製、もう一方は皮革素材製となる模様です。
また、ディスプレイ輝度は「500nit」にも達するほか、本体背面部にはバッテリー残量を示すための棒状のライトが搭載されることになる見込みです。
新型「Chromebook Pixel」のデモ映像
なお、発売時期については11月中が予測されていますが、早ければ米国時間で明日に開催される新型「Nexus」スマートフォンの発表イベントにおいて、Pixel Cに関する何らかの情報が明らかにされる可能性を、Android Policeは指摘しています。
仮に今回の情報が事実だとするならば、年内にも「Surface Pro 4」、iPad Pro、Pixel Cという「2-in-1」型のタブレット端末が一挙に出揃うことになります。米国を代表する大手企業同士の争いは新たな局面を迎えることになるのでしょうか。
[Android Police via Neowin]