台湾HTCは29日(現地時間)、世界3ヶ国においてプレスイベントを10月20日に同時開催することを正式に告知しました。
このイベントにおいては、「HTC Aero」の開発コードネームでも知られる「HTC One A9」が正式に発表されることになる見通しです。これまでの情報では、HTC One A9はミッドレンジモデルとして開発されていることが指摘されています(過去記事)。
また今回、関係各所に送付された招待状が添付されていたEメールには、このイベントにおいて「Android 6.0 Marshmallow」がお披露目されることを示唆する一文が明記されていたことも伝えられており、どうやらHTC One A9は「Nexus 5X」および「Nexus 6P」を除き、初のAndroid 6.0 Marshmallow搭載端末として登場することとなりそうです。
「HTC One A9」には、計6色のカラーバリエーションが用意される見込み
なお、大方の予測通り、本日の開催が予告されていたプレスイベントにおいてはマイナーモデルチェンジを果たした新型「HTC One M9+」に加え、既に国内市場で販売されている「HTC J Butterfly HTV31」のグローバルモデルとなる「HTC Butterfly 3」が発表されました。
長く続く苦境に喘ぐHTCですが、HTC One A9の登場を契機に状況は改善されることになるのでしょうか。10月20日のイベントでは何かしらの「サプライズ」な発表が行われることにも期待したいところです。