「笑顔が幸せ呼び込む」 川島なお美さんのメッセージ | ニコニコニュース

「ピンクリボン・ネイルアートコレクション 2015」川島なお美さんプロデュース作品『Smile Always』
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 先月24日に亡くなった女優の川島なお美さん(享年54)が生前にプロデュースしたネイルアートが、「ピンクリボン・ネイルアートコレクション 2015」巡回展のオープニングイベントで披露された。ラメが入ったピンクカラーのネイルにローズとスマイルをあしらった作品のタイトルは『Smile Always』。今年の夏にデザインを考案し、逝去の直前まで作り上げていたこの作品には、川島さんらしいメッセージが込められていた。

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 同企画は乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン活動と日本ネイルアートがコラボレートし実施。川島さんは昨年、ネイルクイーン2014協会特別賞受賞を受賞しており、昨年もチャリティーネイルアート企画に参加していた。

 イベント関係者によると、今回のネイルアート企画への参加を依頼したのは8月中旬のこと。本人も快諾し、9月上旬には川島さんが考案したデザインシートが到着した。その後、ネイリストと共にデザインの細部まで打ち合わせを行って試作品作りを繰り返し行い、9月中旬に完成したという。

 川島さんは10月1日からスタートする同企画に合わせ、作品に込めたメッセージも用意していた。「“いつも笑顔でいよう”をテーマに、スマイルをあちこちに施しました。“幸せだから 笑顔になるんではない 笑顔でいるから 幸せがやってくる”この言葉が大好きです。このネイルをごらんになった方が思わず微笑みがこぼれるような、キラキラSmilin’が今年の私のデザインです」。

 同イベントのスタートと来場者からの反応を見ることなく旅立った川島さんだが、どんな時でも笑顔でいることの大切さを説いたこのメッセージとネイルアートは、本人の意志を汲んで遺族の了承のもと予定通り展示される。

 川島さんの遺したネイルアート作品とメッセージは、LiLiCo、杉山愛、安藤美姫、ダレノカレ明美、西山茉希ら計16名の著名人の作品と共に、東京(10月1日~7日/日本橋三越本館3F)、神戸(10月13日~19日/神戸そごう本館1F)、仙台(10月26日~11月16日/仙台市役所)、東京(11月15日~16日/東京ビックサイト)で順次展示される。