空前の淫乱ブーム到来! 童貞喪失のお相手もなんと…!? カンパニー松尾×バクシーシ山下の“AV史”白熱教室~90年代編【1】~ | ニコニコニュース

空前の淫乱ブーム到来! 童貞喪失のお相手もなんと…!? カンパニー松尾×バクシーシ山下の“AV史”白熱教室~90年代編【1】~
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日本にAVが誕生してから、まもなく35周年――。

その歴史をプレイバックする連載企画『カンパニー松尾とバクシーシ山下のAV史講義1981-2016「なぜAV女優は憧れの職業になったのか?」』が『週刊プレイボーイ』本誌でスタート!

AVの誕生から10年が経過した90年代前半。「AVバブル」に沸く業界は“疑似”が減り、本番が常識になる。そんな中、普通の女子大生やアイドル顔負けの美少女がAV界に押し寄せた。その背景とは…?

―前回は80年代後半、清純派女優の疑似本番で「宇宙企画」が一世を風靡(ふうび)したところまでを振り返りました。

松尾 打って変わって、僕が監督になる88年あたりから今度は淫乱女優が空前のブームになるんですよ。豊丸、沖田ゆかり、沙也加、本番中の“雄たけび”で注目された咲田葵が「淫乱四天王」って呼ばれてて。

山下 その後、千代君(ちよぎみ)、有希蘭(ゆうき らん)が淫乱新世代として登場してね。

松尾 千代君は「豊丸が大根なら、私はバット!」みたいな戦いを繰り広げてたよね(笑)。まあ、その淫乱女優のひとりが、僕の初体験の相手でもあるんですけどね。

―そうなんですか?

松尾 実は。僕の監督デビューは『危ない放課後2』っていうドラマものなんですが、1本目からカンパニー松尾お得意の公私混同やってまして。女優がふたり出てるんですけど、そのうちのひとりは僕が童貞を捨てた亜里沙って女優をキャスティングして(笑)。

山下 ってことは、初体験はそれより前?

松尾 キッカケは監督になる数ヵ月前かな、亜里沙のパッケージのスチール撮影で。僕が男優役でフ○ラシーンを撮ってたんですよ。まだ童貞なので当然、すぐ勃起するわけです。で、それを見た亜里沙が「おっきいち◯ぽ。これで女をいっぱい泣かせてきたんでしょ?」って(笑)。

山下 言いそうだねぇ(笑)。

松尾 しかも、フィルムチェンジの時ですら、亜里沙はずっとしゃぶってて(笑)。

山下 常識が欠落してるっていうか、親戚にはあまりいないタイプの女だからね(笑)。

松尾 パケ写の撮影後に亜里沙を最寄り駅まで車で送ってったら、ものすごい勢いでチ◯ポ触られて。その数日後にふたりで会って、ウチの会社で2発ヤリました(笑)。

山下 で、また会いたくなったから、今度は女優として撮影に呼んだってことね(笑)。

松尾 まあね。けど亜里沙って、実は爆弾で。白夜書房で編集者やってたアナル市原さんに男優役を頼んだんです。男優兼雑誌の取材という形で。そこで市原さんに「俺、亜里沙のこと好きで…」って打ち明けたら、「亜里沙はみんなとヤッとるでぇ」と(笑)。

―えっ。

松尾 ダイレクトに言うと、市原さんと亜里沙が付き合ってたんですよ。で、「なんや、兄弟やんけ」って関西弁で明るく言われて。口には出しませんでしたけど、「そんなもんか。この世界はそういうもんなのか。みんなとヤッてるって、なんだそれ」って…。まあ初監督作でAV業界の洗礼を受けたって話です(笑)。

山下 昔のAV業界はよくも悪くもいい加減だったから。

―ちなみに松尾さん、伝家の宝刀の「ハメ撮り」はデビュー作からですか?

松尾 いえ、ハメ撮りはまだ先ですね。それについては次回ちゃんと話します(笑)。

●この続きは『週刊プレイボーイNo.41』でお読みいただけます。さらなるAVトークが全開!

■参考記事 80年代編はこちら!

カンパニー松尾×バクシーシ山下の“AV史”白熱教室 ~80年代編【1】~

カンパニー松尾×バクシーシ山下の“AV史”白熱教室 ~80年代編【2】~

カンパニー松尾×バクシーシ山下の“AV史”白熱教室 ~80年代編【3】~

(構成/黒羽幸宏 撮影/髙橋定敬 写真/時事通信社 アフロ 取材協力/ハマジム h.m.p V&Rプランニング)

●カンパニー松尾

1965年生まれ、愛知県出身。87年に童貞のままV&Rへ入社し、翌年に監督デビュー。代表作は『私を女優にして下さい』シリーズ。『劇場版テレクラキャノンボール2013』『劇場版 BiSキャノンボール2014』が社会現象的大ヒット

●バクシーシ山下

1967年生まれ、岡山県出身。大学在学中にAV業界へ。90年に各方面で物議を醸した『女犯』で監督デビュー。以降、社会派AV監督として熱い支持を受ける。『ボディコン労働者階級』ほか代表作多数。著書に『セックス障害者たち』(幻冬舎)など