丹精を込めて、1つ1つに息吹を吹き込みます。燃やすために。
多くの方がそうだと思いますが、「職人による」とか「1つ1つがハンドメイド」とかいう言葉に、ギズモードは非常に弱いです。今までも動画や記事でいろいろなものを紹介してきましたが、やっぱりそうやって人の手で作られていくものって、不思議な魅力があるんですよね。
ただそれに固執しすぎると、場合によってはそれがいかに滑稽で、笑いの対象になりうるかということに気づかなくなってしまいます。8ドルの職人トーストとか。だからこそ、1本1,000ドル(約12万円)の手作り薪の映像がおもしろいんです。
カナダのテレビ局CBCのThis is Thatシリーズの1つとして作られたこの「ドキュメンタリー」映像は、Smoke & Flameというバンクーバーの職人による手作り薪ショップを紹介しています。「北アメリカ唯一の、高級手作り薪の工場です。」と自信満々に語る職人さん。彼はささくれを丹念に取り除き、香りを整え、丁寧に磨き上げ、ショウガをこすりつけ(?)弟子とともに完璧な薪を作り上げます。
もちろんこれはただのコメディなわけですが、実際のところハンドメイドブームは限りなくこれに近いところまで来ちゃってるので、本気にしてバンクーバーで店を探す人が出るかも知れませんね。
Casey Chan - Gizmodo US[原文]
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