『サムライチャンプルー』『Ergo Proxy』などのアニメーション作品を輩出し、人気SF小説を原作としたノイタミナムービー『虐殺器官』の制作を担当していたアニメ制作会社マングローブが、9月29日付けで事業を停止し、破産手続きを行っていることがわかった。
マングローブは、大手アニメ制作会社サンライズのプロデューサーだった小林真一郎が独立する形で2002年に設立。『サムライチャンプルー』『Ergo Proxy』『ミチコとハッチン』等のオリジナル作品や、『神のみぞ知るセカイ』『ハヤテのごとく!』など人気コミック原作のアニメ制作も行っていた。
また、「ノイタミナムービー」第2弾“Project Itoh”として11月13日全国公開の映画『虐殺器官』の制作も担当していたが、マングローブが破産手続きを行っているため、本作の動向にも注目が集まっている。