アスタナ、劇的同点弾でカザフスタン史上初となるCLの勝ち点を獲得 | ニコニコニュース

ガラタサライと対戦したアスタナ [写真]=Anadolu Agency/Getty Images
サッカーキング

 チャンピオンズリーグ(CL)・グループステージ第2節が9月30日に行われ、グループCではカザフスタンのアスタナとトルコのガラタサライが対戦した。

 試合は31分にビラル・キサのゴールでガラタサライが先制して折り返すと、0-1のまま迎えた終盤にスコアが激しく動いている。

 77分、アスタナが左サイドからグラウンダーのクロスを入れると、GKの手に当たって変化したボールの処理をガラタサライのDFが誤る。そのままゴールに吸い込まれ、初出場のアスタナに歴史的な大会初ゴールが生まれた。

 しかし、86分にガラタサライが再度勝ち越しに成功する。エリア内左の深い位置へ侵入したシナン・ギュミュシュがシュート性のボールを中央へ送ると、ボールは守護神ネナド・エリッチの手を弾いてネットを揺らした。なお、この得点はエリッチによるオウンゴールと記録されている。

 2度目のリードを許したアスタナだったが、3分後の89分に執念が実る。相手GKがパンチングでクリアしたボールに反応したのはロヘル・カーニャス。エリア外からダイビングヘッドで無人となったゴールを狙うと、DFのクリアも一歩及ばず、劇的な同点ゴールとなった。

 試合はこのまま2-2の引き分けに終わった。カザフスタン史上初のCL参戦をしているアスタナが、ホームで同国史上初の勝ち点1を掴んでいる。

 21日に行われるグループステージ第3節で、アスタナは敵地でアトレティコ・マドリードと、ガラタサライはホームでベンフィカと対戦する。

【スコア】


アスタナ 2-2 ガラタサライ

【得点者】


0-1 31分 ビラル・キサ(ガラタサライ)
1-1 77分 オウンゴール(ハカン・バルタ)(アスタナ)
2-1 86分 オウンゴール(ネナド・エリッチ)(ガラタサライ)
2-2 89分 ロヘル・カーニャス(アスタナ)