きゃぴたーん。
今日10月1日、日本リリースのOS X 10.11「El Capitan」。朝一番でアップデートした人も少なくなかったのでは。
そもそも、El Capitanにアップデートすると何ができるのでしょう。前身であるYosemiteではできなくて、El Capitanからできるようになったのは何があるのでしょう。El Capitanの個性とは、特技とは? ザ・El Capitanな機能を以下にまとめました。
Windowsのキー機能とも言える画面分割が、Macでも登場。iPadで使えるiOS 9の画面分割と非常によく似ています。ウィンドウにある緑のズームボタンをクリック、またはホールド&ドラッグ、またはF3キー&ドラッグで、分割スクリーン完成です。
Spotlightの検索がより人に優しくなりました。自然言語とは、つまりは人の話し言葉に近いということです。コミュニケーションしやすい言葉ですね。例えば、「明日の天気」とか「お金関連のスプレッドシート」てな具合です。また、Spotlightウィンドウが移動/リサイズ可能に。
写真にくっついてくる位置情報メタデータは、多くのアプリが必要とするデータです。だからこそ、このジオタグを含むメタデータをいじれるというのはありがたい話。写真観覧で、インフォボタンをクリック、地図上で一情報のピンを動かすことができます。
El Capitanになるまでは、AirPlayでApple TVに動画を送ろうと思えば、ブラウザまるごと共有するしかありませんでした。が、それも昨日までの話。今日からは動画だけ送ることができます。Safariブラウザで、YouTube動画の下のあたりにAirPlayボタンが。これをクリックして送る端末を選択。YouTubeはリリース時から対応ですが、その他あれこれも追って対応されていくでしょう。
OSアップデートとともに、アップル公式アプリもアップデートします。例えば、Safariにはブラウザタブをピンしておく=ピンで留めておく機能が登場。チェックしておきたいタブはピンすると左サイドに留めておけます。また、ミュート機能も搭載され、音がでるコンテンツを含むタブはこのミュートボタンで一発です。ミュート機能、ありがたい!
iOS 9でアップデートされ充実した公式メモアプリNotesですが、それがEl Capitanにもやってきました。チェックリスト制作や、地図や写真の添付などが可能に。
iOS 9に会わせて地図アプリもアップデート。キー機能となるのは、公共交通機関での行き方が表示されるようになったこと。いくつかの選択肢が表示されるので、クリックすると詳細が。
El Capitanでのメールアプリは、あれこれアップデートされています。フルスクリーンモード。連絡先やメール内のイベントなどのお知らせ機能も見やすくなりました。
ゴミ箱にファイルいれたら消去ではありません。絶対消しておきたいものは、ゴミ箱消去をすぐやっておくものです。が、このゴミ箱に1度いれるという作業を飛ばして、ファイルを完全消去するオプションがでました。Option + Cmd + Deleteキーの3つ押し、またはOptionキー+クリックで表示されるメニューから選択可能。Windowsには長年あった機能がやっとMacにも!
6月のWWDCでも、クレイグ・フェデリギ氏がはしゃいでいましたが、カーソルが見つけやすくなりました。トラックパッドで指を動かす、マウスをささっと振るという動作で、画面のカーソルが大きくなります。見つけやすいですね。これ、人によってはかなり助かる機能でしょう。アップル幹部も高齢化が進んでいますから、なるほど納得の機能です。
地味にいい。画面上部に固定表示されていたメニューバーが、自動で消えるという設定が可能になりました。スクリーンが広く使えますね。
さ、以上のことをふまえつつ、El Capitanをあれこれいじってみましょう!
David Nield - Gizmodo FIELD GUIDE[原文]
(そうこ)