ただ手間が省けるだけじゃない!
iPhone 6s/6s Plusで追加された機能で最高なのは、なんといっても3D Touchです。微妙なタッチの使い分けで、よく使う機能に素早くアクセスできるようになりました。以下に米GizmodoのMichael Hession記者が、お気に入りの3D Touch操作ベスト10をまとめています。他にもオススメのパターンがあれば、Twitterのコメントなどでぜひシェアしてください!
夕陽の写真を撮って、Instagramアプリ開いて、ポスト、というステップが必要なくなりました。
流れている曲をShazamに聞かせたいとき、チャンスはほんの数秒ということはよくあります。このショートカットがあれば、その一瞬を捉えることができます。
メールのリストを3D Touchしてメール全体を表示・斜め読み、指を離せばリストに戻ります。この機能が他のメールアプリでも使えれば本当にうれしいですね。
自撮りが好きな人は特に重宝しそうですが、そうじゃなくても、貴重なシャッターチャンスを逃しにくくなりました。
タイプミスや変換ミスの場所にカーソルを合わせるときって、いままでは指が邪魔でテキストが見えづらく、イライラの元でした。でも3D Touchを使えばキーボード上に指を置いたままカーソルが移動でき、テキストがはるかに確認しやすくなりました。
ギミックと言われればそうかもしれませんが、とにかく楽しいです。
Apple MusicのiOSアプリは使いにくいので、そのインターフェースを迂回できる手段は何だってうれしいです。
Dropboxファンとして、最近アップロードしたファイルや検索へのショートカットができたのは歓迎です。
といってもアップルのマップのみで、Google Mapsじゃ使えないんですけどね~。3D Touchが使えるからってアップルのマップをメインにしようと思えるかどうか、おいおいわかることでしょう。
iPhoneでのメモ作成がもっと直感的になるのは、どんなものでもうれしいです。
上にあげたショートカットはどれも素晴らしいです。でも3D Touchのメリットは、操作を1タップとか2タップ省略できるってことだけじゃありません。ひとつひとつは一瞬かもしれませんが、貴重な時間を節約していくと、チリも積もれば宝の山です。それに、やりたいことがスイスイできるのは満足感もあるし、見ていても楽しいですよね。
とはいえ、3D Touchのポテンシャルはまだまだ開拓し尽くされていないと感じています。サードパーティ製アプリによる対応はだんだん進むでしょうが、それがどれくらいのインパクトを持つかは、実装のされ方次第です。
たとえばUberを3D Touchの1タップで呼べて、推定料金まですぐにわかったらどうでしょうか。Facebookで、1タップで近況アップデートできるとしたら? ものすごくいろんな可能性があります。
それにアップルの純正アプリだけでも、もっといろんなことができるはずです。たとえば天気アプリでは、3D Touchで現在地の予報が見られるとか、Apple Musicでは一番最近のプレイリストやアーティストの曲を流せるとか。さらには、各アプリごとに3D Touchで使える機能をカスタマイズできるとかもアリだと思います。
そんなわけで、3D Touchはこれからまだまだ良くなっていくこと間違いなしです。デベロッパーの方々には、ぜひぜひ「これなしじゃ生きられない!」みたいなものを目指してがんばってほしいです!
Michael Hession - Gizmodo US[原文]
(miho)