1日午前11時ごろ、多摩都市モノレール玉川上水駅(東京都東大和市)前のエレベーターが地上から約2メートルの地点で停止、男性1人が閉じ込められた。多摩都市モノレールによると、エレベーターのワイヤにハトが引っ掛かり、安全装置が作動したのが原因で、男性は約30分後に救出され、けがはなかった。

 同社によると、エレベーターは地上と、駅につながる2階の自由通路との間に設置されている。通路とエレベーターの接続部分に空洞があり、ハトの進入経路になったとみて、隙間をふさぐ応急処置をした。

 管理会社の作業員がワイヤからハトを外して外に出すと、ハトは飛び去ったという。