時代はマルチデバイス。
Microsoft Office 2016の永続ライセンス版が9月30日に一般発売されました。法人向けのボリュームライセンスも10月1日に提供開始です。なお、サブスクリプション形式のOffice 365では、9月23日から提供していました。
Windows版は、Windows 7以降のOSに対応しています。ラインナップはこちらです。
5年ぶりのメジャーアップデートとなるMac版の対応OSは、Mac OS 10.10以降。永続ライセンスのラインナップは、商用目的に使えない「Office Home & Student 2016 for Mac」と、用途に制限がない「Office Home & Business 2016 for Mac」の2種類です。「Word」「Excel」「PowerPoint」「Outlook」「OneNote」といった鉄板アプリを最新版にするためにも、いち早くチェックしたいところですね。
Office 2016の特徴のひとつは、シームレスに使えること。Windows、Mac、Android、iOSといったマルチプラットフォームに対応していますし、ツールを使えば複数のユーザーが同じ文書をリアルタイムで共同編集できます。
ですが、Office 365のOneDriveの容量が1TBなのに対して、永続ライセンス版は15GBだったり、マルチプラットフォームに対応していなかったりと、今回の永続ライセンス版は多くの機能制限があるのも確か。提供がOffice 365の1週間後ということもありますし、マイクロソフトもサブスクリプション押しなのかな…?という気がしないでもありません。
The new Office
source: 日本マイクロソフト
(高橋ミレイ)