DxOMarkは30日(現地時間)、ソニーの最新フラッグシップスマートフォン「Xperia Z5」が、DxOMarkの実施したカメラ性能テストにおいてスマートフォン部門における史上最高得点を記録したことを伝えています。
DxOMarkは、カメラに搭載されるイメージセンサーや各メーカーから発売される交換レンズなどの性能を、独自基準のテストにより採点および評価した情報を公開しているWebサイトとして知られていますが、今回DxOMarkは、現時点では未発売となるXperia Z5の評価を公開しました。
結果は100点満点中87点と、同テストにおけるスマートフォン史上最高記録を更新することとなりましたが、このスコアは静止画撮影性能および動画撮影性能のスコアから総合的に算出された数値となり、Xperia Z5は前者において88点、後者については86点を記録しています。
なお、静止画撮影スコアについては韓国サムスン製の「Galaxy S6 edge」と同率1位となりますが、動画撮影スコアに関しては単独首位となりました(Galaxy S6 edgeのスコアは、それぞれ88点と84点)。
またDxOMarkによると、Xperia Z5のオートフォーカス(AF)性能はあらゆるコンディションにおいても非常に優れた性能を発揮し、現時点では最高であるほか、解像感やホワイトバランス、発色、耐ノイズ性能においても非常に優れているとのことです。
歴代の「Xperia」シリーズも優れたカメラ性能を大きな強みとしてきましたが、Xpreia Z5においてはその武器により一層の磨きが掛けられていることが、DxOMarkによって客観的に明示される形となりました。
とは言うものの、DxOMarkのスコアと現実におけるカメラの描写性能への評価との間には若干の乖離が存在するとの指摘もあることを踏まえると、今後数多く公開されるであろうXperia Z5の実機レビューが待ち望まれるところです。
[DxOMark via Phone Arena]