中国・広西チワン族自治区柳城県で起きた爆発で崩れた建物=9月30日(新華社=共同)
共同通信社

 【上海共同】2日の新華社電によると、中国南部の広西チワン族自治区柳州市柳城県で先月30日に起きた連続爆発事件の容疑者として特定されていた同県の男(33)が爆発現場で死亡していたことが確認された。

 新華社によると、採石場で働いていた男は採石をめぐって付近の村民や関連部門とトラブルになり、爆発事件を起こした。

 男は自分で時限爆破装置をつくり、自分で投げ入れたほか、小包と偽って人に配達させて爆発させ、計10人が死亡、51人が負傷した。

 公安当局は現場の捜査や聞き込みなどから容疑者を特定したという。