The Vergeは1日(現地時間)、米アップルが出願した「指輪型ウェアラブルデバイス」の特許が米国特許商標局(USPTO)によって公開されたことを報じています。
指輪型ウェアラブルデバイス、いわゆる「スマートリング」は既に幾つかのメーカーによって発表ないし製品化されていますが、どうやらアップルも「Apple Watch」に次ぐウェアラブルデバイスの候補としてスマートリングの開発を視野に収めているようです。
公開された資料によると、アップル製のスマートリングは他の競合製品と同様に、スマートフォンやタブレットなどのデバイスとペアリングする形で、端末を操作するための補助的なコントローラーとして利用することが想定されているようです。
リング本体にはタッチパッドないしタッチスクリーンが搭載されるほか、音声入力操作用のマイクや「触覚フィードバック(Haptic Feedback)」機能も実装されるなど、少なからず高機能なデバイスとして開発されていることが資料から読み取れます。
アップルが「Apple Watch」の売れ行きに気を良くしているのだとすれば、更なる市場の開拓を狙って「Apple Ring」のような名称で発売される可能性も考えられそうですが、今回はあくまでも出願された特許が公開されたというだけに過ぎず、実際にこれが製品化されるかどうかは完全に未知数です。