インタビューに答える、スカイマークの社長に就任した市江正彦氏
共同通信社

 民事再生手続き中のスカイマークの社長に就任した市江正彦氏(55)は2日、インタビューに応じ、2017年3月期決算(単体)で「黒字化を目指す」と述べた。

 全日空が一部座席を買い取る共同運航が始まれば、スカイマークは利用客の拡大による収益改善が見込める。市江氏は「できるだけ早くやりたい」と話し、予約システムの接続など必要となる調整を迅速に進める方針だ。

 スカイマークはことし10月下旬で仙台空港から撤退するが、神戸空港など運航を継続する他の空港では「これ以上の撤退は現在のところ考えていない」と明言。共同運航も「地方空港同士を結ぶ路線は全てやりたい」と述べた。

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