パリ・サンジェルマンに所属するスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチが、4日に行われたリーグ・アン第9節のマルセイユ戦で2ゴールを挙げ、クラブ最多得点記録を更新した。クラブ公式サイトが試合後の同選手のコメントを伝えている。
1点ビハインドで迎えた41分に自ら倒されて得たPKを決めたイブラヒモヴィッチは、直後の44分にも、自身のヘディングをブロックしたDFのハンドにより獲得したPKをきっちり決め、逆転弾をマーク。この2得点でパリ・サンジェルマンでの通算ゴール数を「110」に伸ばし、元ポルトガル代表FWペドロ・パウレタ氏の「109」ゴールを抜いて、歴代最多得点記録でトップに立った。
イブラヒモヴィッチは、「僕らは十分に統率されていなかったね。簡単な試合ではなかった。2回のPKでリードしたけど、試合を終わらせるチャンスはあったんだ。でもマルセイユ相手に勝つことはいつだって重要なことだよ」と、まずは試合を振り返り、勝利を喜んだ。
そして、「記録を破るのは素晴らしいことだ」と記録達成に満足感を示すと、「僕はすぐに立ち止まったりしない。もっとよくなるよ。僕らは継続し、歴史を作り続けるために全力を尽くす」と、今後のさらなる記録更新に意欲を見せている。
なお、2012年にパリ・サンジェルマンに加入したイブラヒモヴィッチは、137試合の出場で110ゴールを挙げ、偉大な記録を達成した。