実際のところ、男性から見た「女性の涙」ってどうなのでしょうか。ウンザリしながらも「かわいい奴だな」って思うんでしょうかね?
確かに、泣くことはウンザリしてしまう行為ですが、中には「仕方ないなー」と言う顔をして許している男性もいる!
でもこれは心の中でどう思っているかはわからないですよね。
そこで、系統で分けてみました。
「系」で分けてみると…
肉食系男子
「泣くのは女だから仕方ない」と思うタイプ。ベタ惚れしている彼女や、ルックスのいい女性に対しては無条件に「かわいい」と思うようです。
草食系男子
「どうして泣くんだろう」とウンザリする人が多い。「なだめなくてはいけない」と強制的に思わされていると感じるのかも。
うーん、系統で違うのは何となく分かる。でも、本当のところはどうなんでしょう?
科学的根拠を探してきました。
テストステロンが抑制されてしまえば、当然性欲も減退する。もしかすると、涙によって攻撃性を弱めることが目的で、性欲減退は副作用なのかもしれません。しかし、どちらにせよ女の涙は武器ではなく、泣けば泣くほど男性はヒューッと冷めてしまうということ。
そんなつもりはなくても、感情が高ぶると涙が出てしまいますが、ちゃっかりと「武器」として使う女性もいます。それに負ける男もまだたくさんいるのです。
男性たちにホンネを聞いてみました
なぜ減退するのに“負ける”の?
そこで知人男性たちに話を聞いてみることに。
「ただでさえめんどくさいのに、泣かれるとこっちが悪くなって、結局は言うことを聞いてしまう。泣いたもん勝ちでしょ。前の彼女が都合悪くなると泣く女だった。泣いてうやむやにして終わり。責める自分が極悪非道の人間みたいになってました」は、30代男性の意見。
中には「泣いた女は抱けない」とストレートな意見も。
不思議なことに、同じ話を昔、他の男性にも聞いたことがあります。
「泣いたあとすぐそういう雰囲気を出してきた女の人がいたが、まったく性欲がわかず『悪いけど、君のことは好きだけど泣いた女はすぐ抱けない。別の機会に』と言った」。そのときは「カッコつけてるのだろうか」と思ったのですが、なるほど真相が分かりました。
“テストステロンが弱まる”とは、勝負に負けること。それがしぶしぶ女の涙に負けるように見える=イヤになっている=性欲も減退する。
ということではないでしょうか。それに気づかず「やった!成功」と思っていたとしたら浅はかかもしれません。
泣く女を追いかける男
「彼氏の取り合いになって泣いた女に負けたことがあり、トラウマです。今思えばしかたなしに泣いた女の方に行ったのかなあ、なんて思いますが、涙に騙される安易な彼に幻滅しました」と、30代女性のA子さん。
確かにイヤイヤ彼女のもとに行ったのかもしれませんが、なんの理由もなく行くとは思えませんね。性欲は減退したけれど、本当にかわいそうになった・性欲を超える何かがあったのかも。人助け精神が高いとか……。
とすれば、守ってほしい、思い通りにさせたいだけなら泣くのはいいかもしれません。性欲は減退しますけれど。
どうしても泣きたい場合は…
泣かなければならない場合もある?
今まで恋愛をしてきた中で、泣かなければならなかった場合……。特にないような気がしました。自分の感情を隠さなければならないときはあっても、おもいきり出さなきゃならないときなんてないかな、と。
どうしても泣きたい場合、泣くことが武器と思う場合、涙をひとつぶ、声は出さずにつーーっと流しましょう。それくらいでいいのかもしれません。まあ、止めるのは難しいかもしれませんが。止められるくらいなら泣いてないじゃん!ごもっとも。
正しくは「涙をひとつぶ流す演技力を磨こう」です。泣きたいときは誰にも見られずに家で泣くのが賢明、万が一の場合、彼の前ではできるだけ彼のテストステロンが減退しないようにひとつぶ泣きで。ということですね。