オーストリア・ブンデスリーガ第11節が4日に行われ、ラピド・ウィーンと日本代表FW南野拓実が所属するザルツブルクが対戦した。
ザルツブルクは開幕2連敗を喫したものの、それ以降は5勝3分けで8試合無敗をキープし、2位につけている。一方、ラピド・ウィーンは7勝1分け2敗の首位。今節は首位直接対決となった。
最初にチャンスを掴んだのはラピド・ウィーン。17分、右CKを獲得するとシュテファン・シュタングルがヘディングシュートを決めて先制に成功する。
一方のザルツブルクは43分、ナビ・ケイタからパスを受けた南野がエリア内左から右足シュート。これが相手DFに当ってコースが変わり、ゴール左に吸い込まれた。南野にとっては得点ランキング2位タイの今シーズン6ゴール目となった。前半は1-1の同点のまま終了を迎える。
ザルツブルクは60分にオマル・ダマリを下げてヨルディ・レイナを投入した。すると65分、ゴール前でボールを持ったクリスティアン・シュヴェクラーがミドルシュートを狙った。これが相手DFに当ってコースが変わり、GKヤーン・ノヴォタの逆を突く格好になってゴール右下に吸い込まれた。ザルツブルクが逆転に成功する。
ザルツブルクは83分に南野を下げ、コンラド・ライマーを投入した。このままザルツブルクがリードを守りきり、2-1でラピド・ウィーンを下している。これでラピド・ウィーンとの勝ち点差を1まで縮めている。なお、南野は83分まで出場した。
次節、ラピド・ウィーンは敵地でヴォルフスベルガーと、ザルツブルクはホームでアドミラ・ヴァッカーと対戦する。
【スコア】
【得点者】