4日にフィラデルフィアで行われた米大リーグの試合で、マーリンズのイチロー選手(41)がフィリーズ戦で右翼守備から8回、投手として登板した。プロの公式戦で投手を務めたのは、日米を通じて初めて。【AFP=時事】
時事通信社

 【フィラデルフィア時事】4日にフィラデルフィアで行われた米大リーグの試合で、マーリンズのイチロー選手(41)=本名・鈴木一朗=がフィリーズ戦で右翼守備から八回、投手として登板した。プロの公式戦で投手を務めたのは、日米を通じて初めて。

 イチローは、4番手として1回18球を投げ、2安打1失点だった。この日はレギュラーシーズンの最終戦。マーリンズは2―7で敗れ、同選手はチームの今季を締めくくる投手となった。

 イチローは愛知・愛工大名電高で、投手として甲子園大会に出場。プロ野球のオリックス時代には、1996年のオールスター戦でパ・リーグの投手を務めたことがある。