大阪府八尾市の市立大正中で今年9月と、2014年、13年の体育大会や直前の練習中、組み体操の「ピラミッド」が崩れるなどして、生徒8人が骨折する事故があったことが5日、同校への取材で分かった。

 同校では9月の体育大会本番でピラミッドが崩れて1年の男子生徒が骨折、ほかの生徒5人が軽傷を負う事故があった。

 同校によると、14年9月、四つんばいの姿勢で積み重なってつくる10段ピラミッドなどの演目中、当時3年の生徒2人が右足首や足の指の骨を折った。大会前の練習中にも生徒2人が骨折した。13年の練習中にも2人が骨折していた。