お笑いコンビ『くりぃむしちゅー』の有田哲平(44)が5日、都内で映画『007 スカイフォール』(監督:サム・メンデス/配給・ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)公式アンバサダー就任式イベントに登場した。
24作目となり、6代目ジェームズ・ボンドのダニエル・クレイグとなってから4作目となるシリーズ最新作。本作ではメキシコ、ローマ、モロッコと世界各地で死闘を繰り広げながら、悪の組織スペクターの解明へとせまるボンドの姿が描かれる。有田は映画好きで『007』のジェームズ・ボンドも大好き、かつ、「お洒落なモテ男でありながら 独身であること、頭の回転が速く、キレる男であること」なことから、宣伝大使として起用された。
『ジェームズ・ボンドのテーマ』に乗せて、蝶ネクタイにタキシードとまさに紳士という装いで現れた有田。日本で史上初の『007』公式認定アンバサダーに任命され、関係者から「なお、殺しのライセンスは発行致しません」と小粋な文句つきで証書を受け取ることに。有田は「『007』自体好きな映画なので、タダで観れるかなというくらいの気持ちで受けさせて頂いたのですが、重大な役割と聞いて緊張しています。一生懸命やらせて頂きます」と、表情も硬かったが、任命状と受け取り、「これは本物と言われているので、いままで偽物があったんでしょうね」と、ツッコミを入れ報道陣を沸かせた。
さっそく、本作宣伝へ、「大々的なイベントを公開前に考えないといけないなと。ちょっとした飲み会の席で宣伝さりげなくサブリミナルのように入れていきたい」と、ノリノリで案を出す有田。
ただし、アンバサダーとなり、英国風タキシードを着こなし紳士らしい立ち居振る舞いが求められることとなり、有田は、「若いころは紳士らしからぬ行動もあって、現在では合コンのような場所でも、お持ち帰りのようなことはしていません。いまは紳士に送り届けておりますし、僕の方からサラダを取り分けるとかしています」と、アピール。
さらに、「10月末に英国で開かれるプレミアの招待状が届いておりまして、おそらく、ロイヤルプレミアですのでキャサリン妃と同じレッドカーペットを歩いたりすると思います。ですので、10月末のイベントまでは、僕の笑いの数も相当減ると思います(笑)。紳士的な振る舞いになると思いますので、それはご勘弁頂きたい」と、本当なのか冗談なのか分からないコメントも飛び出した。
報道陣からは、ボンドに最強の敵が現れるということから、自身の最強の敵はと問うと、「最近、一番の味方だった、ザキヤマ(『アンタッチャブル』山崎弘也)が結婚という奇襲作戦に出て、毎日のように、2人で遊びの計画をしたり、見せつけられて、どんどん寂しくなります。一番の敵です。ほかにも『最近オネエ度が増してきて女どころじゃない』と言っていた(千原)ジュニアとか、『麒麟』の川島(明)も一緒に飲んで『頑張ろうな』と言ったばかりで、バンバン裏切られる」と、嘆く。
そんな有田自身に“ボンドガール”のような存在はいないのかと問うと、「なかなか見つかりませんけど、『いないんです』といい続けていると、『問題あるんですか?』と、言われる年になってきたので、いろいろいますよと言っておきます」とのこと。
ではと、今年6月発売の一部女性誌で報じられたタレント・ローラ(25)との交際についてどうかと問うと、「本当に別に噂をしていただくのはありがたいんですが、個人的にお話をさせて頂く機会が約1年くらいないもので。でも、週刊誌上では僕は結婚するということになっているので、楽しみにはしているんですが、連絡がないもので(笑)。週刊誌上では結婚を決めてくれたので、たぶん結婚するんだろうなと思うんですけど、1年以上連絡はとってはいない」と話し、「結婚はしない?」と問いかけると、「でも僕は週刊誌を信じたいんですよね」と、どこかひと事のようだった。
そこから、ボンドのように外人顔が好きかどうかと問うと、「そうですねというと誤解がある記事がでそうですけど、いまは日本にとらわれずに、世界中からパートナーを探したいなと。日本にとらわれず、世界中からパートナーを探したいと思っていて、外国人顔、ハーフ顔などすべて受け入れたいと思います。結婚はこのアンバサダーが終わってから、本格的にそっちの方のアンバサダーもやりたい」と、婚活へも意気込んでいた。
「仲間が結婚していくなかでお前なにを宣伝やってるんだと言われるかもしれませんが、僕自身も新作を楽しみにしているので、プライベートを投げ打って頑張っていきたい」と、意欲を燃やしていた映画『007 スカイフォール』は12月4日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国ロードショー!
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