大人気アニメ『ルパン三世』の30年ぶりの新シリーズが10月1日に放送開始。初回が26時45分スタートという若干視聴しにくい時間帯ながら、多くのルパンファンが新作に酔いしれた。
モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』は1971年にTVアニメ化され、ルパンが緑のジャケットを着た通称「第1シリーズ」(1971~72年)、赤のジャケットを着た「第2シリーズ」(1977~80年)、ピンクのジャケットを着た「第3シリーズ」(1984~85年)のアニメシリーズが放送された。その後、ほぼ1年に1回、長編のTVスペシャル版が放送されてきたが、この秋からレギュラー放送でのシリーズ復活が実現した。
30年ぶりの新シリーズ放送に、ファンは胸の高鳴りを抑えきれなかったようだ。9月29日にオープニング映像がYouTubeで公開されると瞬く間に話題となり、ツイッターには、
「ルパンのOPすごかった…線画の手描き感と彩色の溢れ出るセンス 昔のルパンっぽくていいぞ」
と、感激と絶賛の声が登場。動画の視聴数は、公開からわずか3日で90万回に達した。
10月1日の第1回放送は、前番組のラグビーW杯が延長したため、いきなり遅れて26時45分スタート(日本テレビの場合)となったが、ファンにとっては些細なことだったようだ。絵のタッチ、オープング曲、タイプ音とともに表示されるタイトル、CM前のアイキャッチなど、いずれも過去の作品を大きく逸脱することなく踏襲した新作に対し、ツイッターには、
「ルパン三世 世界観、クオリティ、ミュージック、完璧すぎて感動…」
といったコメントが続々と寄せられており、
「ルパン何で深夜なんですか!?」
など、ファンの唯一の不満は放送時間が遅いことだけのよう。これまでのシリーズは夕方の再放送枠で何度も放送されてきたため、
「本放送と並行して再放送を日曜夕方で毎週やってもいいんじゃない?」
といった声も寄せられている。
※当記事は2015年10月03日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。