そりゃ泣くよ。
初音ミクのライブで使われている透過スクリーン。農業用フィルムを使った透過スクリーンが開発されるなど特定の色だけスクリーン上に写しだし、他の色は背景として奥に投映して立体感を出すこの技術が、さらに活躍の場を増やそうとしています。
横浜駅徒歩5分という場に作られた世界初の3DCGホログラフィック専用エンタテイメント劇場「DMM VR THEATER」では、現在「hide crystal project presents RADIOSITY」のこけら落とし公演を開催中。初音ミクライブと同じように、3DCGで描かれたhideが...
あれ? ほんものがいる!? 最新CG技術を駆使したライブホログラフィックとわかっていても、脳が目の前にいるhideはホンモノだと言っています。(いい意味で)騙されます。
CGで完璧なビジュアルアーティストつくって、俺はいつのまにかフェイドアウトして、でもhideって名前でやっていくの。いつのまにかすり替わってんの。もちろん、音楽は俺がつくるの
と1993年に語っていたhide。まさか2015年になって復活するだなんて。生きててよかった...。そしてDMM VR THEATERという施設があれば、音楽ライブに限らず過去の様々な名シーンをシャープかつ色鮮やかに再現することが可能になるということですね。
とはいえちょっとした懸念点も。こけら落とし公演を見てきたのですが、右端のほうの席だったために背景の色がhideの身体を通って透けて見えるシーンがありました。その都度「やっぱCGか」という思いが芽生えてしまったことはお伝えしたい。
ウラをかえせば、センター寄りの席なら没入感MAXになること確実。10月からは本公演がはじまるそうなので、ピンクスパイダーやROCKET DIVEでサイリウムを振りまくってくるしかないですね!
なお、10月の本公演チケットは10月7日(水)よりエントリー開始とのこと。これは見るしか!
source: hide crystal project presents RADIOSITY , hide official web site
(武者良太)