あくまでコンセプトモデルとのことですが。
日産とタッグを組んでル・マン24時間レースに参戦したデルタウイングが、三輪車にも見える鋭利な二等辺三角形な四輪車のロードバージョンを企んでいるとのことです。
ただし純粋なレース屋であるデルタウイング・レーシング・カーズが市販車両を大量生産するのではなく、低空気抵抗な性能をアピールすることで他メーカーとの共同開発を狙っているとのこと。じゃあ日産と? いえいえ、デルタウイング・レーシング・カーズは日産を訴えたそうなので、その線はなさそう。
なおデルタウイング製ドラッグレーサーの空気抵抗は0.26。十分に高い数値ではありますが、プリウスが0.25、メルセデス・ベンツCLAクラスが0.23、Concept IAAが0.19という世界に示している現状に置いては、やや低インパクト。しかもこの二人乗り用のコンセプトモデルにはまだ灯火器類が搭載されていないわけでして。むむむ、お先は暗い?
しかしこのスタイルでナンバーつきになったら、心踊る人が増えそう。だってワイルド・スピードに出ることは確実でしょう!?
source: CAR AND DRIVER
(武者良太)