Marbleocityは純木製のビー玉コース作成キット | TechCrunch Japan

少年時代の熱き夢。私はセサミストリートの一枚のスケッチに心を奪われた。長い曲がりくねったレールを上へ下へと転がるボールが最後に粉の山に落ちる。一連の動きはわれわれに存在の非永続性を教え、もっと重要なことに私をビー玉転がし好きにした。

今、Adam HochermanというGoing It Aloneというシリーズの著者で発明家でもある男が夢を再現しようとしている。

彼の新しいプロジェクト、MarbleocityはDIYビー玉実験キットだ。すべて木製で、あなたやあなたの科学好きの子供たちは時計じかけの機械を作ったり、ビー玉転がしコースを作ったりできる。最初のプロジェクト、Dragon CoasterはKickstarterのプレッジ額50ドルで、来年2月に出荷される。

「私の体験はアジア製のプラスチック成型タイプの電子機器を作ることだった。それを10年以上楽しみ、すばらしい友達や工場の知り合いもできたが、私はアメリカで何かをやりたかった」とHochermanは言う。「個人的にはもっと感情面でつながる何かをやりたかった。教育は私の家で常に重要だった ― こうした教育製品に関わることは私の心に強く訴えた」

セサミストリートのあのスケッチを越えるものはないが、この種のキットは本物の木製おもちゃへの欲求をメッセージと共に満たすものだ。私の子供たちはビー玉競争のコースを作り、重い玉が走り回るのを見る彼らの目には、もっと大きな本格的なものを欲しがっている様子が見えた。

Hockermanは既に目標の1万4000ドルを優に上回っており、キットはレーザーカットした木材を使ってアメリカ国内で作られる予定だ。

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(翻訳:Nob Takahashi / facebook