フォントって意外と高いんですよね。
使いたくても使えなかった、そんな方に嬉しいニュースです。現在ロサンゼルスで開催中のAdobe MAXで、Adobeとモリサワがパートナーシップを組み、TypekitというAdobeソフトウェアに20種類のモリサワグループフォントが組み込まれることが発表されました。
TypekitとはAdobe Creative Cloud(Adobe CC)の一部で、1000種類以上の欧文フォントを使えるサービスです。こちらでモリサワフォント10種類とモリサワのグループ会社であるタイプバンクのフォント10種類の計20種類が使用可能になります。
今回追加されるモリサワグループフォント
なお、TypekitはAdobe CCのメンバーであれば追加料金なしで使うことができます。つまり、PhotoshopやIllustratorなどのAdobeソフトウェアをクラウド版で利用している方であれば無料でモリサワフォントを使えるということ。Adobe CCメンバーではない方は、別途有料での契約が必要で、価格は月額4ドル(約480円)から。
美しい和文書体として絶大な人気を誇るリュウミンがリストに入っているのは嬉しいですね! さらにさらに、TypekitはAdobe CCの一部ですからPC2台で同時利用可能、iPhoneやiPadなどのモバイルデバイスでも使うことができます。モリサワフォントの全てが使えるわけではないですが、人によってはかなりコストメリットがあるかもしれません。
source: Adobe
(前田真希子)