「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」プロセッサ − 各種性能はTSMC製が上 | 気になる、記になる…

本日、「iPhone 6s/6s Plus」の「A9」プロセッサはTSMC製の方が省エネ性能に優れているのかもしれないとお伝えしましたが、その後、「A9」プロセッサの製造メーカーの違いによる性能差を調査した新たなレポートが公開されました。

a9chip


今回のテストは、100%に充電し、同じ設定にした「iPhone 6s」で「AnTuTu Benchmark」を12回実行した結果を比較したもので、12回の各スコアが下記の通りで、2回目だけ少しおかしな数値が出ていますが、その数値を加味してもTSMC製の方が少し上回る結果となりました。

  TSMC製 Samsung製
66,905 66,566
59,355 66,433
67,106 66,213
66,435 66,339
67,012 66,136
67,080 65,726
66,973 66,213
67,089 66,116
66,948 66,087
10 66,992 65,945
11 67,146 65,837
12 66,575 65,695
平均値 66,301 66,109

また、ベンチマーク測定時の本体の温度についても測定しており(測定機器が体温計だが…)、Samsung製の方がTSMC製に比べ3〜4度ほど高い結果となりました。

更に、12回のベンチマークテスト終了後のバッテリー残量は、TSCM製が77%、Samsung製が71%と、前回のテストと同じくTSMC製の方が省エネ性能に優れている事が分かります。

なお、前回のテスト結果と、自身の「iPhone 6s/6s Plus」に搭載されている「A9」プロセッサがSamsung製かTSMC製かを調べるには下記のエントリを参照して下さい。

[via

cnBeta

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