豊富な科学的知識とひらめきで日用品をも武器に変えて悪と戦う秘密組織のエージェント、マクガイバーの活躍を描く1980年代のヒットドラマ『冒険野郎マクガイバー』に再ドラマ化の動きがあるという。オリジナル版を放送した米ABC局ではなく、米CBS局が企画を進めているとTV Lineが伝えた。
新シリーズはホラーサスペンス『ソウ』シリーズや『ワイルド・スピード SKY MISSION』(15)などの監督・製作として知られるジェームズ・ワンが、オリジナル版の製作総指揮を務めたヘンリー・ウィンクラー、海外ドラマ『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のR・スコット・ゲミルらと共に手がけるという。ゲミルはパイロット版の脚本も執筆するそうだ。
キャスティングがどこまで進んでいるかは不明だが、新シリーズでは20代のアンガス・マクガイバーがフェニックス財団にリクルートされ、幅広い科学的な知識を駆使した型破りな方法で悪に立ち向かい、大惨事を未然に防ぐ姿を描くという。マクガイバーが若い設定になっていることで、彼がどのようにしてオリジナル版で描かれたようなスキルを身に付けていったのかも明らかになるそうだ。
映画やドラマの過去作品が次々に再映画化や再ドラマ化されていく中、また1つ過去の人気シリーズが復活しそうな気配を見せているが、新『マクガイバー』では現代の要素をどう取り込むのか。キャストや設定の詳細に関する続報を待ちたいところだ。