「こういうのが欲しかった」と話題になった、ソニーの新規事業創出部から生まれたスマートウォッチ「wena」。
「腕時計としての所有感や文化に敬意を払ったものを作りたい」という開発チームの言葉のとおり、ほとんどのスマートウォッチの代名詞である盤面ディスプレイではなく、通常の腕時計と同じアナログの盤面を持っていて、"スマート"部分はバンドの中に収まっています。
実物を見ると、やっぱりスマートウォッチには見えないデザインなのですが、機能はちゃんとお財布/通知/活動ログの3つが搭載されてます。
バンドのバックル部分にはFeliCaが仕込まれているので、EdyやiDなどの電子マネー払いが可能。ちょっとコンビニ行くとき、お財布を探しまわらなくていいですね。
また、通知はこちらの小さなLEDが光って振動することで受け取れます。カスタマイズ可能な光の色で何の通知が来たかを見分けます。
盤面は、トップ画像のChronographモデルと、こちらのThree handsモデル
そして、
発表時に印象的だったこちらのCG画像、
現実になって展示されていました。
開発チームのみなさんが深夜がんばって作ったそうです。透明な糸で1個1個のパーツを吊っているんですね…。
そんなwenaは、クラウドファンディングで目標額の支援を獲得。達成率851%という期待度です。
支援者には、早ければ2016年3月から製品が届けられるとのことですよ。
source: wena、CEATEC 2015
(斎藤真琴)