まるでナデシコの花のように、清楚な日本人女性を賞賛する言葉が「大和撫子」。品があり、おしとやかで凛とした姿……、そんな素敵な女性像に永遠の憧れを抱く男性も多いことでしょう。
日本人女性は控えめで気配りもでき、外国人男性にも最もモテると言われていますが、誰からも愛され、慕われる“大和撫子”になるためには、どんな振る舞いや仕草などを心がけたらいいのでしょうか。
今回は、茶道裏千家で上級資格を持つ筆者が、茶道からインスピレーションを得た、日常生活で使える究極のモテ仕草、美しい所作をご紹介します。
■1:鞄の中には懐紙を忍ばせよう
和紙を二つ折りにし、懐に挟んでいる茶道具の“懐紙”をみなさんご存じでしょうか? これはお茶席ではお菓子をのせたり、茶器を拭く必需品ですが、日常生活でもさりげなく使うことで一目置かれる女子力を発揮出来るアイテムなんです!
例えばワイングラスに付いた口紅を拭いたり、会費を支払う時にお札を包んだり、更にはメモ用紙にも変身します。アイディア次第でどんな場面でも役立つ“懐紙”を持ち歩くだけで、気が利く女子だと思われたら相手の心をギュッと掴めていいですよね。
■2:二手・三手で心を鷲掴み
茶道では貴重で高価なお道具を使って、お客をもてなします。そんなお道具を傷つけてしまわないように、右手で扱った後に左手に持ち替え、そしてもう一度右手に持つという“二手・三手の所作”が基本です。
物を取る時にガサツに動くよりも、ゆっくり細やかな動作の方が素敵に見えますよね。手の動きが優雅になることで女性らしさが一層引き立ち、男性の視線を釘付けにすることが出来ます。
■3:おもてなしは余情残心
千利休の「何にても 置き付けかへる 手離れは 恋しき人に わかるると知れ(茶道具から手を離す時は、恋しい人と別れる時のような余韻を持たせよ)」という歌で語られる余情残心こそが、まさに茶道の世界観です!
千利休の歌のように、動きに余韻を残すことで仕草に名残惜しさが生まれます。お道具の扱いの他に、日常生活でも至るところでその心が伺えます。お辞儀で頭を上げる時、下に落としていた目線を、頭が上がりきった後に“間”をもって正対させることで、憂いを帯びた美しい所作に見えるでしょう。
一度きりの人生で出会えたことを大切にする一期一会の気持ちが、おもてなしのルーツです。茶道を通して美しい仕草だけでなく、心から素敵な女性である“大和撫子”を目指しましょう!
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※ 撮影/高橋直子