部屋がゲームステージになる「HoloLens」のデモが楽しそうすぎる


ゲーマーが子ども時代に見た夢が現実に。

10月6日に開催されたWindows 10デバイスの発表会で、ARヘッドマウントディスプレイ「HoloLens」の開発者向けキットが発表されました。2016年のQ1(1月〜3月)に発売予定で価格は3,000ドル(約36万円)です。

これの何がすごいって、現実世界に仮想現実が入り込む没入型ARを実現できること。作られて完成した世界にプレイヤーが入るVRよりも、体験するコンテンツにプレイヤーのイマジネーションが存分に入り込む余地があります。しかもワイヤレスなので、動きも自由自在。

百聞は一見にしかずなので、こちらのデモをご覧ください。



プレイしているARゲームは「Project X-Ray」(仮称)。部屋の中に入り込んだロボットを、コントローラーを持った手の中に出した銃で次々と倒していきます。

こういう遊び、子どものころにやりませんでしたか? でも、当時と違うのは、空想の中で「見聞きしたことにしていた」物体が、ARという形で目の前に立ち現れることです。

ちょっと待ちきれないぐらい楽しみなんですが、おそらく来年後半には国内のイベントでHoloLensを試遊する機会が出てくるはずです。でも、一般向けも早く発売してほしいですね!


Chris Mills - Gizmodo US[原文
(高橋ミレイ)

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