個人的には、ウォッチ系よりもフィットネスに強いバンド系派です。
マイクロソフトは、昨年かなり意欲的にウェアラブル世界へ乗り込んできたわりに、結果はイマヒトツでした。しかし、今年もそうとは限りません。フィットネス系ウェアラブル端末Microsoft Bandに新モデル登場です。1番の特徴は、ゴリラガラス3を使った曲面ディスプレイ。
GPSやUV感知、歩数計や心拍数系などのトラッキング系機能は、前モデルからそのまま引き継ぐ一方で、ユーザーの動きの高低差をトラッキングできる新機能、気圧計が追加されました。
マイクロソフトの近年の流れを組んで、新端末はCortanaとの連携にも力がはいってるとのこと。
前モデルからBandの最大の魅力と言えば、マイクロソフトのクラウドヘルスプラットフォームとの連携です。データから、ユーザーの動きを洞察するわけですね。この点にも、新モデルで期待がかかります。
マイクロソフトが今回、このフィットネス端末にかなり力をいれてきたというのは、最大酸素摂取量まで予測できることからも明らかです。本気でスポーツに取り組む人は、かなり重宝する機能なのではないでしょうか。通常、最大酸素摂取量を測るには、体にあれこれ計器をつけてかなりきつい運動をする必要があります。これを、Band内蔵の心拍計だけで予測できるのは、裏にあるアルゴリズムのおかげなんだとか。
フィットネス端末は、ある程度市場での認知度が高まっており、性能がいいものがすでにでています。が、Bandの強みは500ドルクラスのトラッキング端末と同じことを250ドル(約3万円)でやろうとしているところ。高価なウォッチ系とは一線を画し、フィットネスに特化することでこの価格を実現しています。
米国では、すでに予約受付が開始。10月30日発送予定です。
Mario Aguilar - Gizmodo US[原文]
(そうこ)