追記(10月7日 11時55分):初出時のタイトルにあったグラフィック性能の向上幅に関する情報は、インテルによる発表を基にした情報であり、今回マイクロソフトから発表された訳ではありませんでしたため、タイトルおよび本文を一部訂正および加筆させて頂きました。訂正してお詫び申し上げます。
米マイクロソフトは6日(現地時間)、2-in-1タブレットPCの最新モデル「Surface Pro 4」を発表しました。
「Surface Pro 3」の後継モデルとなるSurface Pro 4においては、わずかながらもディスプレイが大型化されたほか、様々な面において進化を遂げました。
以下は、Surface Pro 4の主なスペックと特徴。
OS | Windows 10 |
ディスプレイ | 12.3インチ 2736×1824 PixelTouchディスプレイ(267ppi) |
CPU | Intel 第6世代(Skylake)Core M3、i5、i7プロセッサ |
GPU | Core M3:Intei HD 515 Core i5:Intel HD 520 Core i7:Intel Iris Proグラフィックス |
RAM | 4 / 8 / 16GB |
ストレージ | 128/ 256 / 512 / 1,024GB SSD |
メインカメラ | 約800万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 |
バッテリー | 最大9時間(動画再生時) |
ワイヤレス | Bluetooth 4.0 Wi-Fi 802.11 a/b/g/n/ac |
その他 | microSDカードスロット USB 3.0ポート × 2 Mini DiplayPort Cover Port SurfaceConnect ヘッドセットジャック ステレオマイク ステレオスピーカー |
外形寸法 | 292.10(W) × 201.42(D) × 8.45(H) mm |
本体重量 | Core M3:766g Core i5 / i7:786g |
全体的なデザインや機能性を継承しつつも、CPUやGPU性能などは先代モデルから着実に向上しており、専用アクセサリー類もさらなるパワーアップを果たしています。なお先日の米インテルの発表によると、Skylake世代の製品においては、3Dグラフィック性能が50%向上しているとのことです。
新型「Surface Pen」においては1024段階の筆圧検知に加え、「消しゴムボタン」を長押しすることにより「Cortana」を即座に起動することが可能になり、携帯する際にはSurface Pro 4本体に磁石のようにくっつけることも可能になります。
新型「タイプカバー」では、およそ40%ほどトラックパッドが大型化されたほかキーボードスイッチの構造が変更され、キーボードにバックライトが追加されたとのことです。また、新たに「指紋認証センサー」も統合され、生体認証システム「Windows Hello」を利用した本人認証の実行も可能となりました。
一方で、Surface Pro 3用のアクセサリーとの互換性も有しており、Surface Pro 3用の「ドッキングステーション」やタイプカバー、およびSurface PenはそのままSurface Pro 4でも使用することができます。
筐体は機械加工された「マグネシウム素材」製に
なお、Surface Pro 4は、米国市場においては10月7日より予約受付が開始され、10月26日より899ドル(約10万9000円)にて販売が開始される予定です。