このハンバーガーを食べると鮮やかな緑色のうんちが出るらしい。
先日米バーガーキングより登場した「ハロウィーンワッパー」。真っ黒なバンズを特徴としたハンバーガーです。インパクトのある見た目ですが、それ以上にこれを食べたあとに起きる身体の異変がアメリカで話題になっているそうです。
なんでもハロウィーンワッパーを食べると、その後(米GizmodoのEsther記者の表現を借りると)「アニメに出てくる妖精みたいな緑色」のうんちが出るんだとか。実際にブツの写真をツイートしている人までいるのですが、それを見る限り本当に見事な青緑色。でも一体なんでこんな色のうんちが出てくるのでしょうか…?
これにはハンバーガーに使われているステーキのソースが原因なんじゃないかという声もあるようです。しかし、どうやら本当の原因はバンズに使用されている着色料の模様。ハロウィーンワッパーのバンズを黒くしている着色料は、黄色5号、赤色40号、カラメル色素、そして青色1号。青色1号はブリリアントブルーFCFとも呼ばれる合成着色料で腸で吸収されにくいんだとか。そして一説によると、この青色着色料が胆汁と一緒になってうんちを緑色にするんだそう。
…まぁ、吸収されないで出てきてくれるならそっちの方がいいですよね。ところでこのお騒がせなハロウィーンワッパー、実は過去に日本のバーガーキングから発売された「黒バーガー」から着想を得ているそうです。ただ、たしか「黒バーガー」に関しては竹炭を練り込んで黒色にしていたはず。サイトを見る限り、米バーガーキングのハンバーガーの原料はすべてFDA(米国食品医療品局)が定めた許容摂取量を守っているそうですが、それでも緑色のうんちが出たらびっくりしちゃいますよね!
Esther Inglis-Arkell - Gizmodo US [原文]
(阿部慶次郎)